みなさんは飛蚊症という病気をご存知でしょうか?
年齢を重ねると発症率が高くなる目の病気で、視界に黒い点や埃のような透明な糸くず状のものが見えたりする病気です。
この飛蚊症、40代を過ぎくらいから発症率が一気に高くなるらしいのですが、僕が発症したのは21歳のとき。かれこれ8年もの間、飛蚊症と戦いながら生活しております。
(戦いながらと言いながらも特に戦っておりませんがw)
「今日は飛蚊症ってどんな病気なの?」、「なんでそんな若くからなっているの?」、「自身が気をつけていること」とかそこらへんを踏まえて飛蚊症について紹介していきたいと思います。
飛蚊症とは
飛蚊症とは先ほども申し上げた通り、視界に黒い点や糸くずのような埃が見えてすごく鬱陶しい病気です。
「症」とついているだけあって症候群であり、その原因も様々です。
基本的には加齢による発症(生理的飛蚊症)が一番多いのですが、目の網膜が傷つき発症することもあります。
ボクサーが網膜剥離になりやすいという話をよく耳にすると思いますが、それは目にパンチが当たることによる外傷が主な原因です。
そして、目へのダメージが蓄積し、網膜が傷ついてくると警告サインのように飛蚊症が発症します。
飛蚊症では何が見えているのか?
飛蚊症で見えているものは、硝子体の中にある様々な原因で発生した細かな物体です。生理的飛蚊症の場合は老廃物として処理しきれなくなったものが見えたり、外傷的なものであれば血液や、傷ついてポロポロと取れて来た細胞組織だったりします。
※今回は飛蚊症の詳細な内容に触れたいわけではないので細かくは書きません。飛蚊症についてもっと知りたければ、「飛蚊症」とネットで検索したほうがより詳細な情報が見られます。
僕が飛蚊症に気づいたときの状況
前日は普通に友人と夜釣りに出かけていました。その後、深夜に家に帰って爆睡したのちに昼過ぎくらいに起きると、細かな黒い点が8個ほど見たのが最初に気づいた場面でした。
ずっと視界から消えずについてくるので本当に鬱陶しく、「何度これは」と焦りながら調べてみると「飛蚊症」ということがわかりました。
その日は休日だったので、翌日の月曜日に行ってみるとやはり「飛蚊症」と診断されました。当時飛蚊症を調べてみると治らない病気と書いてあり、経過観察で見ていくと書いてあったので、特に処置はないものだと思っていたのですが、これから「毎週来てください」と言われ、「え?そんなにみるものなの?」とちょっとびっくりしてしまいました。
網膜裂孔からきた飛蚊症であることが判明
なぜ毎週通わなければならなくなったのかというと、先生曰く、「網膜裂孔になりそうな気配があったので、頻繁に経過観察がしたかった」とのこと。
実は視界にピカッと光りが見える「光視症」という症状も同時に出ており、後部硝子体剥離が起こるときに発生する網膜剥離や網膜裂孔の心配があったのです。
で、頻繁に検査を始めてひと月ほどたったある日に裂孔を発見し、レーザー治療をすることになりました。このレーザー治療、保険が適用された状態でも3万円以上もかかるものなので、結構驚きましたが、のちに網膜剥離になって失明するよりもましなので治療はしてよかったと思っています。
その後一月感覚で二ヶ月ほど通いましたが、眼底検査を見ている限りではこれ以上の進行はなさそうということで、無事通院は終了しました。飛蚊症に気づいていち早く病院に行きだしたのが幸いでしたね。
どうして僕が若くして飛蚊症になったのか?
僕の場合は硝子体の剥離によって網膜が傷ついたことが大きな原因だったようです。
でも普通に生活しているのになんで僕だけがなってしまったのかということを調べてみた結果、この二つが大きな原因だったのではないか?と考えました。
それが「極度の近視」と「ゲームのやりすぎ」の二つです。
普通眼球というものは球体ですが、極度の近視になると楕円に変形してくるようなのです。楕円に変形するに従って中の硝子体も変形するのですが、そのせいで網膜から硝子体が剥がれてしまった可能性が考えられます。
また、当時モンスターハンターにハマっていて、朝から晩までゲーム漬けの毎日だったので目を酷使しすぎた結果、目の老化が進んだ可能性も考えれれます。
目が老化するとゼリー状で目の中を満たしていた硝子体が水状に変わっていくそうです。その変化の過程で網膜になんらかのダメージを与えた可能性も考えられます。
もちろん、極度の近視の人でも眼球が楕円に変化しない人もいますし、ゲームをやりまくっていてもなんら問題ない人もいるので一概には言えませんが、結局は目の酷使はそのまま悪い方向に向いていくのは確かなのではないか?と思います。
飛蚊症の辛い症状について
飛蚊症で辛いのが視界に埃のような浮遊物が浮いてとても鬱陶しいということ。特に明るい場所や白いものを見ているときはその形がくっきりと視界に入り込むので本当に辛いです。(特に綺麗な空を見上げるときが最悪)
この生活に慣れるのに半年以上かかりました。
また、この症状によって「もう治らないのか、あの綺麗な景色は見ることができなくなるのか」とか考えると精神的にも本当に辛くなります。
気持ちが落ち込んでくると人生もつまらなくなってしまうので、ポジティブな気持ちに切り替えるのに本当に苦労しました。
ポジティブな気持ちに切り替えるために
悩んでいても仕方がないということで、今後飛蚊症の治療ができる未来が待っているとポジティブに心を持っていくようにしました。
実際に飛蚊症自体を粉砕するような技術もでてきていて、日本でも導入している医療機関があるようですね。僕はまだちょっと怖いのでそう言った治療には手が出せないですが、日々医療は進歩しているということです。
あと「いつ死ぬかわからない人生を生きているのだから、目が見えるだけでもありがたい、今の内にできることを」という感じでより、仕事に力が入るようになりました。
くよくよ悩んでいても仕方がないですからね。
今僕が飛蚊症で気をつけていること
レーザーで網膜裂孔の治療をしたものの飛蚊症が消えるものではありません。それがこの飛蚊症の本当に鬱陶しいところで、死ぬまでついてくるものです。
しかもこの世の中、目を使わない仕事なんてありませんし、PCで作業することが多い時代なので、どうしても目を酷使してしまいます。リフレッシュと言ってスマホでゲームをしても結局目はリフレッシュできていませんからね。笑
そこで今回は僕が普段からやっている、これ以上症状が進行しないための予防方法を紹介させていただきます。
ブルーベリーのサプリメントを飲む
目に良いとされるブルーベリーのサプリメントを毎日飲んでいます。もちろん劇的な効果はありませんし、効果も実証されていないのでなんとも言えませんが飲まないよりかは良いと思って飲んでおります。
こちらのやわたのブルーベリーのサプリメントはアントシアニン、β-カロテン、EPA、DHA、コエンザイムQ10、ルテイン、カシスエキス、メグスリノキエキスなど目に優しいとされる成分が8種類も配合されているので、多角的にアプローチできるのではないかと思って気に入っております。
また一般的なブルーベリーに含まれているアントシアニンの含有量が3倍の野生種のビルベリーを使用しているということより効率よく目のスッキリに期待できる成分を摂取できるというのもこの商品の魅力的な点です。
もちろん劇的な効果が出ているというわけではないですが、飛蚊症を発症してから8年以上飲み続けてきて、症状は進行していないので多少の効果はあるのかと思ったりしております。
何もしないよりかは絶対にましだと思うので、皆さんも是非一度試していただければと思います。
【公式サイト】
ブルーライトカットの徹底
「目に負担をかけない」をモットーにブルーライトのカットを徹底しています。
普段は眼鏡をかけているのですが、もちろんブルーライトカット仕様です。
スマホの画面もブルーライトをカットする保護フィルムを使用しています。
特に暗い場所でスマホをいじるときは瞳孔が開くためによりダメージを受けるのでこのようなフィルムをしっかりと貼って保護することで飛蚊症の進行を止めるのに貢献できると思っています。実際にフィルムをつけている時とつけていない時の比較をしたこともありますが、その眩しさの差は一目瞭然だったので、効果があると考えています。
上記保護フィルムは下記記事にてレビューしておりますので、参考にしていただければと思います。
【iPhone 5, 5s, SE】3年間iPhone5sを使用してきた筆者が、おすすめiPhoneケース、保護フィルム、カバー、バッテリー等のアクセサリーを紹介する
普段PC作業ばかりなので、やはりモニターもこだわっております。こちらはコスパ最強の目に優しいディスプレイです。(非光沢、IPS、ブルーライトカット機能付き)
普通のモニターと比較すると眩しさの差は歴然なので、目を労りたい方にはこちらが本当にオススメです。
上記ディスプレイは下記記事でレビューしていますので、参考にしていただければと思います。
ブルーライト低減機能付き! コスパ最強の目に優しいディスプレイ、LG「22MP48HQ-P」を紹介する
目を休める
目を休めることはめちゃくちゃ重要。 どうしても長時間酷使してしまいがちですが、1~2時間にほんの数分でも良いので目を休めるように心がけましょう。
個人的には蒸しタオルで目の疲れを取っていますが、オフィスで蒸しタオルが作れない環境下にいるという方にはこのような使い捨てタイプがオススメですね。
進化し続ける飛蚊症破壊レーザーに期待
以前は海外でしか行われなかった飛蚊症自体をレーザーで破壊する施術がここ最近日本でも受けることができるようになってきました。
こちらは僕が受けた、網膜裂孔の進行を止めるものではなく、飛蚊症の原因となっている硝子体内にある浮遊物にレーザーを当てて粉砕するというものです。
ネットの様々な情報を見ると視界の中の浮遊物が5~8割程度軽減されるということですが、その手術代金として10~20万程度かかるということでやってみたいものの、恐怖と金額でなかなか一歩を踏み出せません。
もう少し技術が確立するまで待つことにしてはいますが、そういったチャレンジをしてみるのも飛蚊症に悩んでいる方にとってはいいのかもしれません。(あくまで自己責任でお願いします)
もし僕がこの治療を受ける時が来たらそのときは体験記事を書かせていただくのでご期待ください。
あとがき
目の酷使を控えるようにして生活して、今後飛蚊症が改善するような治療法に期待しながら過ごしていきたいと思います。
飛蚊症はいつどのタイミングで発症するかわからないですし、発症したらその症状が改善することは非常に難しいものです。
飛蚊症の方もそうでない方も目を酷使しすぎないように注意して生活してください。
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