全てをスタイリッシュにこなしてしまうスーパー高校生坂本。この漫画を初めて手にして読んだ時、衝撃が走った。
「これ、おもろすぎやろ。」
設定は普通の高校生なのだが、とにかく何もかも完璧にこなしてしまうのである。完璧というかスタイリッシュという言葉がしっくりくる。とにかくスタイリッシュなのだ。
この漫画を読んでしまうと登校から下校まで、彼の私生活全てから目が離せなくなる、そんな漫画です。今日はそんな「坂本ですが?」を紹介していきたいと思います。
坂本ですが?の設定
舞台はどこにでもある普通の高校。そう坂本くんは高校一年生なのである。初めての高校生活に心躍る春からこの漫画はスタートする。(春からかどうかはわからない、妄想ですw)
初めて出会う人たちにとって坂本くんという存在は女子にとってはまさに神。みんなにキャアキャアもてはやされております。一方男子にはそんな坂本くんは目の上のたんこぶ。最初はあれやこれやと嫌がらせをしてきますが、坂本くんのスタイリッシュさに触れることによって次第に心を通わせていきます。
そんなスタイリッシュでクールなギャグマンガです。
登場人物
坂本くん
何を隠そう、本作「坂本ですが?」の主人公坂本くんである。見た目は七三分けでビシッと黒髪にメガネをかけて、一見オタクっぽくも見えますが、日常に起きる様々な出来事をスタイリッシュに解決してしまうスーパー高校生である。女子からのモテ度は半端なく、いつも憧れの的。相手が女子高生だろうが、奥様だろうが全ての「女」というカテゴリを魅了してしまいます。
ちなみに下の名前は明かされておりません。私立イノセンス学園出身。(どこだよ)
久保田
坂本くんの唯一無二の親友。いわゆる典型的ないじめられキャラである。坂本にいじめられているところを助けてもらったことから徐々に仲良くなっていく。天然パーマがコンプレックスらしく、ハンバーガー屋でバイトした後にストレートパーマにイメチェンしたが、坂本くんのツッコミは特になかった。
アツシ
坂本くんと同じクラスの不良。最初は坂本くんのことを嫌っていたが徐々に打ち解けていき、坂本のスタイリッシュさに惹かれていつしか尊敬の眼差しに。坂本くんと肩を並べようと必死に頑張る彼の姿はとても素敵です。
瀬良
坂本くんと同じクラスの勘違いおしゃれ野郎。坂本くんに対抗しようと頑張るがやはり負けてしまうキャラ。そしてなぜかお笑いの道に進むことを決意した。しかし彼のギャグは全く面白くないのだ。もう一度言う、全く面白くないのだ。
黒沼あいな
坂本くんのクラスのマドンナ的存在で、男子はメロメロ。性格は最悪で心の底では全員を見下しているメスブタである。どうにか坂本くんに振り向いってもらおうと奮闘するが上手くいかない。瞬発力と怪力レベルは災害「鬼」クラスである。
8823先輩
高校二年の不良グループの頭。容姿や慕われ方、喧嘩の強さ、人望の厚さなど他のキャラと比べてもランクが一つ高いことがわかる。しかしやはり坂本くんには敵わない。とりあえず名前が数字とか面白いよね。呼んだらすぐ駆けつけてくれることからみんな何かあったらすぐに8823先輩を頼っている。
深瀬
本漫画のラスボス的存在。高校三年生を何度もこなしてきた生粋の高校生エリートである。(ちなみに毎回出席日数が足りないらしい)
あまりに留年するので、人間として輪廻転生を百万回繰り返したと噂されている。(この件に関しては8823先輩が「知らねぇよ」と一蹴している)
坂本ですが?の話を少しだけ紹介するよ
第1話 1年2組坂本くん
調子に乗っていると坂本くんを罠にはめようとアツシ達一年の不良集団が奮闘する。教室の入り口に黒板消しを仕掛けられても、トイレの個室で上からバケツの水をぶっかけられてもスタイリッシュにかわされてしまう。教室の机と椅子がなくなっていても窓際でスタイリッシュに授業を受けてしまうスタイリッシュさにはもう感動する。
最終的に理科の実験室に呼び出してボコろうとするが、タバコの火が床について燃え出してしまう。それをみんなでレピテイシヨンステツプ(反復横跳び)で火を消そうとする一体感でなぜか友情が目覚めるという熱いストーリー。(ちなみに坂本くんが反復横跳びを始めたのは下の先生に知らせるため。)
いやースタイリッシュだ坂本くん。
第3話 守られるより守りたい
恐喝にあっていた同級生の天パの久保田くん。彼にお金を稼がせるためになぜか一緒にハンバーガー屋さんでバイトを始める。坂本くんのスタイリッシュさに魅了され、売り上げはうなぎのぼり。久保田くんも一応頑張る。
そして待ちに待った給料日、久保田くんを恐喝していた奴らがバイト先にやってきて呼び出されてしまう。自分で働いたお金を守るために坂本くんと協力して恐喝した奴らを倒す。その時に初めて彼がバンズプレス(パンで挟め)という技を生み出した。彼らは「お前ら、面倒クセーわ」と言い放ち逃げていく。
いちいち技名をつけるところは確かに面倒臭い奴らだと共感した。
あとがき
いかがでしたでしょうか?シュールでスタイリッシュな「坂本ですが?」に少しでも興味を持っていただけたら、めちゃくちゃ嬉しいですね。
気になるあなたはコミックスで読破しちゃってください。(8823先輩は二巻からの登場ですよ!!)
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