【名曲？ネタ曲？】食べ物が出てくるロックといえば？【上海蟹、ポテトサラダ、巻き寿司、小籠包……】

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食べ物の歌が好きだ。聴いているとお腹が減ってくる。それがロックだと尚よい。食べ物とロックと言う二つの好物が合わさって最強に見える。

そういえば、昔、大学の真面目そうな友人のパソコンのインターネットブラウザに『好物』というお気に入りフォルダがあって、中を開くとアダルトなサイトのホームページがずらりと並んでいたことを思い出す。懐かしい青春の一ページである。

さて、そんなわけで、本記事では食べ物が含まれる歌詞のロック（一部そうでないのもあるが）を紹介していきたい。

以下、各曲に含まれる食べ物名を箇条書きにしてみたので、誰の何という曲か当ててみてほしい。

上海蟹
ポテトサラダ/シジミ汁
ラーメン
ペペロンチーノキャンディ
チョコレート
巻き寿司
カニパン
パン
米
きなこ
ハンバーガー/カップラーメン/ソーセージ/コンビーフ
豚皿
小籠包

食べ物が出てくるロック 13選　～答え合わせ編～
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食べ物が出てくるロック 13選　～答え合わせ編～

1. 琥珀色の街、上海蟹の朝 by くるり

最近ネットで話題のくるりの最新曲。「上海蟹食べたい」「あなたと食べたいよ」「上手に割れたら」など上海蟹にまつわる歌詞が印象的。くるりらしいグルーブ感も健在である。現状、ラジオとか岸田さんのインスタグラムとかでしか聴けない（下記動画）

www.instagram.com

この曲を含む、6曲入りEP盤が7月6日にリリースされる予定になっている。くるりといえば、「ハム食べたい」「カレーの歌」「chilli pepper japones」のように素晴らしい食べ物関係の曲を世に送り出しているアーティストだけだって、今回も名曲である。

琥珀色の街、上海蟹の朝(初回限定盤・CD+Bonus CD)

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くるりビクターエンタテインメント 2016-07-06

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2. ポテトサラダ by ZAZEN BOYS

次は向井秀徳氏率いるZAZEN BOYSのポテトサラダ。「ボールにいっぱいのポテトサラダが食いてえ」「ドンブリにいっぱいのしじみ汁が食いてえ」「大皿に山盛りのカニが食いてえ」というような歌詞をキレッキレのリズムで歌う。

最初聴いた時はクソワロタwwwとなるが、何回も聴いているとカッコよく思えてくるのは演奏が素晴らしいからだろう。特に、いわゆるポテサラタイム＝「ボールにいっぱいのポテトサラダを注文しながらどっかの誰かとしっぽりしながらそれをサカナにウイスキーと吟醸酒が飲みてえ」のところは何回聴いてもカッコよさに胸が高鳴る。ポテサラが食いたくなる。

すとーりーず

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ZAZEN BOYS SPACE SHOWER MUSIC 2012-09-05

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3. ラーメンたべたい by 矢野顕子

1984年の曲。最初、明星のＣＭソングに使われたが、その後、国語の教科書に載ったり、奥田民生がカバーしたり、上原ひろみとセルフカバーしたりといろいろあったので知っている人は多いのではないかと思う。

「ラーメンたべたい、ひとりでたべたい、熱いのたべたい。ラーメンたべたい、うまいのたべたい、今すぐたべたい」という味のある歌詞を味のあるボイスと演奏で歌いきる姿を見るとラーメンが無性に食べたくなる名曲である。

オーエスオーエス

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矢野顕子ミディ 1993-09-21

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4. ペペロンチーノキャンディ by 相対性理論

タイトルが食べ物かどうか定かではない。ハリーポッターの飴に出てきそうではある。というか、そもそもペペロンチーノキャンディ自体冒頭にしか出てこない。つまり、なんの曲かよくわからない。まぁそういうところがバンド、相対性理論の魅力であるのだし、あなたはもっとダンディーなのだろうと思う。

シンクロニシティーン

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相対性理論みらいrecords 2010-04-07

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5. チョコレートスキャンダル by 進行方向別通行区分

相対性理論の曲を選んだのであれば、その前身バンドである進行方向別通行区分からも選ばねばなるまい。前身バンドというのは、進行方向別通行区分のギター真部脩一とドラム西浦謙助が相対性理論の初期メンバーだったからだ。（2人とも2012年に脱退。余談だが、真部氏はその後、Vampilliaという大阪のポストロック・オーケストラ・バンドに所属していて、このVampilliaというバンドもとてもおすすめ。夜に聴くと心が洗われる。）

バンドの詳細は以下のURLを参照のこと。一言でいうと、毎年解散ライブの直前に再結成して解散するということを繰り返しているファンキーなバンドである。

謎に包まれたバンド『進行方向別通行区分』 – アレ待ってた

個人的に一番好きなのは「フィンランドでナンパはダメ！ダメ！」という曲なのだが（曲名は忘れた）、今回は食べ物縛りなのでチョコレートスキャンダルにした。歌詞は相変わらずおかしいが、サビのメロディと歌詞（バレンタインあげたいん）、ファンキーなベースに病みつきになる。

※CDはライブ会場でしか買えないので商品リンクは無し

6. おしぼりを巻き寿司のイメージで食った by 忘れらんねえよ

「おしぼりをおしぼりを食った　巻き寿司のイメージで食った」という声に出して読みたい歌詞から始まる名曲である。日常の中でもがく人の応援歌だと思っている。別におしぼりを食いたくはなってこないが、聴いていると、明日からも頑張ろうという気持ちになる。忘れらんねえよは「慶応ボーイになりたい」とか「ドストエフスキーを読んだと嘘をついた」とか一部の人にぐっとくる歌を作るので個人的に大好きだ。

僕らパンクロックで生きていくんだ

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忘れらんねえよバップ 2013-06-12

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7. カニパンマン by 茶太

アンパンマンならぬカニパンマンの歌。ロックではないが勢いがあって良い。茶太さんは主に同人音楽やゲーム・アニメの主題歌を歌っている歌手。CLANNADでだんご大家族を歌った人と言うとピンと来る人もいるかもしれない。

8. ケテルビー by 特撮

大槻ケンヂ率いる特撮の名曲。大槻ケンヂが酔っ払って数時間で書き上げたといわれる歌詞だが哲学的で深い。冒頭の歌詞はこうだ。

｢この女はパンですかタニシですか｣

猫かと思ってよく見りゃパンしかも1斤 1斤 1斤 1斤
猫かと思ってよく見りゃパンしかも1斤 1斤 1斤 1斤

ヤバイくらいに宇宙は膨張ダリの絵くらいに奇抜な現象
東池袋で猫を拾った勘袋につめようと猫を拾った

｢アレ?これ?動かねーなこの猫｣
ヤクザものこっち見て言った
｢お兄ちゃん! これ食パンだよ｣
えっ!? 猫かと思ってよく見りゃパン

カラオケで歌うと確実にウケるか引かれるかのどちらなので、そのギャンブル感が好きでよく歌う。

ヌイグルマー [HQCD]

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特撮徳間ジャパンコミュニケーションズ 2015-03-04

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9. 日本の米は世界一 by 打首獄門同好会

最近、人気急上昇中のバンド、打首獄門同好会。「私を二郎に連れてって」と迷ったが、米好きなのでこちらの曲にした。

曲調はセックスマシンガンズ＋マキシマムザホルモンといったところか。7弦ギター＆5弦ベースという重めのサウンドに生活感溢れるユルい歌詞を乗せた独得のスタイルから、「生活密着型ラウドロック」という新たなジャンルを開拓している。

歌詞はこんな感じ。

Everybody eat 牛丼 Everybody eat カツ丼
Do you wanna eat まぐろ丼? 親子丼いくら丼

Everybody eat 天丼 Everybody eat 豚丼
Do you wanna eat 中華丼? チャーシュー丼すき焼き丼

刺身定食食!食! 唐揚げ定食食!食!
焼き鮭定食食!食! さんまの塩焼き定食
餃子定食食!食! 焼肉定食食!食!
いつもいつでも食卓支える主食!主食!主食は

日本の米 We want 米至宝の愛
真っ白に炊きたてごはんが輝く白米が美味いんじゃない?

炭水化物ダイエットをしている人の耳元でひたすら聴かせ続けたい。