※2016/09/27 更新
一時期流行ったクラウドファンディング。めちゃくちゃ流行りましたね!
iphoneの充電コネクタのコネクタ部分だけを常に挿しておいて、Macbookの充電みたいに磁石で結合するだけで充電ができるコネクタのクラウドファンディングが結構流行っていたイメージです。
最近耳にしなくなったのは自分がクラウドファンディングの情報に疎くなったせいもあるかもしれませんが、全盛期ほどの熱はおさまった気がします。
実は遡ること2年前、僕もあるクラウドファンディングサイトで投資を行いました。その製品をちょっと見ただけで僕は心を奪われてしまったのです。
「なんだこの時計めちゃくちゃかっこいいじゃないか!!」
と。
それはRitotというベンチャー企業が開発している、手に時刻を投影する腕時計でした。考える間も無く速攻でポチッと押してしまい投資完了。当時確か$200投資で、製品が完成したら腕時計2個がもらえるはずです。
当初の予定では2015年2月には完成し、手元に腕時計が送られてくるはずだったのですが・・・・。
そして2016年9月、まだその時計は送られてこない・・・
そもそもクラウドファンディングとは何か?
クラウドファンディングとは、群衆を意味するcrowdと資金調達を意味するfundingを組み合わせた造語で、製品やサービスの開発などの目的のためにインターネットを通じて不特定多数の人から資金を調達するという方法。INDIGOGO,Kickstarterなどが有名。
日本だとMakuake,CAMPFIREとかかな?
こんなサービス、製品を作りたい、そしてその事業はこういう計画で進めていきたいなどプレゼン資料的なものをクラウドファンディングサイトで紹介し、そのサービス・製品に共感してくれた人がお金を投資するわけです。目標金額を設定していますが、みんなの共感を得られると、その数倍〜数百倍もの資金を得られる可能性があります。
もちろん無償で投資してもらうわけではなく、そのサービスの無料or割引チケットや実際の製品などの報酬を投資した金額に応じてもらえます。だから、「かっこいい!めっちゃ欲しい!」思った時についついポチっちゃうんですよね。
結構問題も抱えている
もちろん計画通りに完成すれば問題ないですが、基本はベンチャー企業なので計画の遅延は当たり前、さらにひどい時には開発中断でやめてしまうことも多々有ります。
さらに悪質な場合は金だけ巻き上げてあたかも開発している雰囲気を出すだけで内情は何もやっていないということもあるらしいです。
そしてそれらの判断はネット上からは分かりにくいのが現状です。ヤフオクのように出品者評価がつくわけではありませんからね。
じゃあ投資した資金はどうなるの?返ってくるの?というと帰ってこないこともしばしば。まぁ投資なので失敗したら投資金はなくなってしまうのです。優しいベンチャーさんの場合は帰ってくることもあるみたい。
RITOT watch
クラウドファンディングサイトINDIGOGOで投資した腕時計がこちら。なんか近未来感抜群でしょ??
こんな風に手の甲に時間が表示されたら、かっこいいなーって単縦に思って投資しちゃう気持ちがわからなくもないでしょう?笑
そしてこのリングのようなデザイン、最高です。
どうやら電話にも応答できるようで、なんでもできそうな気がしてきます。
僕のような人がたくさんいたのでしょう、彼らが設定した目標金額は余裕で超えていた覚えがあります。(一体何人の人が犠牲に為ってのだろうか・・・w)
Ritot Projection Watch is the Next Timepiece Evolution
で現状はというと・・・
あ、サイトはある!
GET Ritotボタンを押してみると・・・「We are under construction」はい製作中と・・・
実は月に1回ほど進捗のメールが届くのですが・・・なんか全然進んでなさそう。数ヶ月前に腕に映す部品が完成したと思ったら、調子悪いから他の部品に変えたよとか、なんか試行錯誤してる感は出てたけどイマイチ信用性に欠けるんですよね。果たして本当に完成に近づいているのだろうか?
最近の進捗を知らせるメールで動画リンクがありましたが、こんな表示の仕方で大丈夫なのでしょうか?
完成予想図では薄いリング状の中にこの機能を集約するとなると、かなりのコストと技術が必要ですよね。今の状態では大きすぎます。あとこれ熱とか問題は大丈夫なんでしょうかね?
普通に考えると、プロジェクターを腕時計型に小型化しても熱は変わらないので火傷しそうで怖いですね。(なんで当時僕はそんなことに気がつかなかったのだろうか?w)
Optical module2
ってか視聴回数の少なさ。笑
明らかに投資した人は諦めていることがわかります。今現在でこの技術力では、数十年掛かりそうですね。笑
頑張って長生きしないとと気合が入ります。笑
まとめ
クラウドファンディングへの投資は自己責任です。詐欺られたからといって嘆いてもいいですが、投資なので仕方がありません。
それでもという方はRAKUNEWからの投資をお勧めします。RAKUNEWではもし有名どころのクラウドファンディングサイト(INDIGOGO,Kickstarter等)でのプロジェクトが中止になった場合は全額返金を保証しているようです。
でもプロジェクト中止ってどうやって判断するのですかね?僕の場合はまだ続いているに該当するだろうし・・・
INDIGOGOでも最近保険オプションサービスを始めたようです。これは投資する人たちにとってはめちゃくちゃ嬉しい制度ですね。
僕が購入した時にあれば・・・
望みはかなり薄いですが、製品が完成する未来を気長に待ってみたいと思います。それまでは下記のような近未来的な時計で我慢するしかなさそうですね・・・
コメント
最近、Kickstarter で死んでたと思っていたプロジェクトから、思いがけず送付先の確認が来てびっくりしたところです。まぁ、遅れに遅れて最後は応答もしなくなり、バックれた状態で、プロジェクトのコメントは荒れまくってました。気長に待つどころか、忘れた頃にというともあるって事で。
id:kzthrkさん
そうなんですね!
期待して待ってみます^^