※今回はお墓の話ということで、内容自体はそこまで暗くはないですが気分が悪くなってしまう方もいるかと思いますので、そういうのはちょっと…という方はこの記事をそっと閉じていただけたらと思います。
ども、つれづれです。
人は誰しもいつかは死ぬわけで、そうなったときお墓に入るわけです。
生前に親族に伝えておけば希望通りのお墓に入ることができるわけですが、みなさんはどんなお墓にして欲しいとか希望はあるのでしょうか?
個人的には特に今までどんなお墓に入りたいみたいな希望はなかったのですが、先日春のお彼岸のお中日にお寺にお参りに行く行事があったので、親戚とともにお寺を訪れた際に、一風変わったなかなか面白いお墓たちをたくさん目撃したので、「こんなお墓も案外いいかもな!」という考えがちょっと湧いてきたのでした。
本当は写真とともにこんなお墓でしたよ!的な感じで紹介できたらよかったのですが、さすがに人のお墓の写真を無断で使用することはあり得ないと思ったので、今日は実際に僕が見た一風変わったお墓を紹介していきたいと思います。
普通の真ん中が長い石でできているお墓しかイメージがない人が多いと思うので、この際どんな形のお墓でもいいという考え方から、自分のお墓の想像をして見るのも結構面白いかもしれません。
お地蔵さんの可愛らしい人形がたくさん散りばめられたお墓
お地蔵さんだらけのお墓…と聞くと目をつぶった厳格なお地蔵さんたちがたくさん設置されてなんだか怖いイメージを持ってしまうかと思いますが、そんなことはなく可愛らしい顔をしたポップな感じのお地蔵さんの陶器製のフィギュアが並べられておりました。
おそらくそのお墓に入っているのは子供で、そんな子供を一人寂しくないようにという親族の計らいだと思われます。
お地蔵さん以外にも最近のキャラクターのフィギュアがたくさん置いてあるお墓もあり、そのあたり一帯が優しい空気に包まれている感じでした。
車の形をした墓石のお墓
墓石といえば直方体の石のイメージが強いのですが、その概念を見事に打ち砕いてくれる、本物の車の形を型どったお墓を見かけました。
その車の形が結構変わってるなーとさらに僕が驚いた理由がその車の形がミニバンだったからです。車の形をした墓石自体は聞いたことはありましたが、スポーツカーや超高級車などかなりこだわりのあるものしか聞いたことがなかったので、おそらくそのお墓の中に入っている人はみんなでワイワイ出かけるのが好きだったのかなぁと勝手に予想しております。
あの世でも一人よりもワイワイ楽しめた方がいいですし、大人数が乗れる車という足があると便利ですよね。
国士無双(役満)の麻雀牌が飾ってあるお墓
おそらく生前、麻雀が大好きだった人が眠っていると考えられるお墓を見かけました。しかも国士無双をツモって上がっているようで、最後は白がきて見事にツモ上がりといった感じだ演出されている墓石でした。
その墓石を見て単純に僕はめちゃくちゃ羨ましくなってしまったと同時に、そういえば以前先輩が捨て牌で国士無双でツモ上がりできていたことを思い出してしまいました。
自分の趣味が全面にアピールされている墓石は生まれて初めて見たので、そのお墓を見ているだけで無心論者の僕はとても爽快な気分になってしまいました。笑
僕の場合だと…釣りですかね?ちょうどシーバスを釣り上げているシーンなんて作ってもらえると、あの世でも幸せに暮らしていけそうな気がします。笑
あとがき
一昔前までは見なかったようなお墓の光景を今回のお中日で見せられたような気がしました。(そもそも昔からあって気がつかなかっただけかもしれませんがw)
宗教の関係によっては「そんな墓石は言語道断」なんてこともあるかもしれませんが、なんでもありの世の中ですから、時代の流行に乗った素晴らしいお墓だなぁとちょっと感心してしまいました。
普通のお墓が悪いわけではありませんが、一風変わったお墓を見ると「自分の意思を貫いている感じが素晴らしい」と感じ、社会という中で歯車のように働いている人たちに一度立ち止まって見てもらい、個性を出す重要性をわかってほしいなぁなんて勝手に思ったりしておりました。笑
ブログを書いているとグーグル神に嫌われない限りはネット上に遺産的な感じで残るわけですが、現実世界においてもそうやって自分の生きた証を残すのも結構面白いなぁと感じることができた一日でした。
ただ僕がいくら趣味趣向を強く推しだしたお墓を提案しても、墓守がいないとそのお墓は存続しないわけで、僕の場合まずはそちらを確保することが先決のようです。笑
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