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徒然なるままに・・・

就職→起業→独立(いまココ)の日々を綴ります。

今の政治に物申す!池井戸潤の「民王」

読書記録

ちょっと前に深夜にテレビをつけたら、高橋一生が主演っぽいドラマを放送していた。演じていた男はなかなかの切れ者で、秘書として雇い主を選挙で勝たせるために様々な画策をしながら奔走していた。できる秘書とはこのことか、というか高橋一生かっこいいな。

 

で、CM前にテレビ画面に映し出された文字を見ると「民王」と書かれていた。あっこれ池井戸潤の小説じゃないか!読んだことないから今度読もうと思ってたんだよね。

そんな話を家族とだらだら話していたらなんと祖母が持っていることが判明。さすが小説をたくさん読んでいるだけはあるね。

 

読み進めてみると「あれ?思ってた内容と全然違う・・・貝原さんが主役じゃないの?」と思いながら読み終えたら貝原さんがそこまで活躍せずに終了。(暗躍してるのはわかったけれども)

 

頭の中に「???」が残ったままネット調べてみると、僕が見かけたテレビドラマはスピンオフであることが判明。なるほど。w

今日はそんな感じで読み終えた「民王」について感想をつらつらと書いていきたいと思います。(ネタバレアリだよ)

 

 

 あらすじ

首相の田辺靖が突然の辞意により急遽内閣総理大臣に就任した武藤泰山。しかし国会の最中に息子武藤翔と意識が入れ替わってしまう。そして彼だけでなく周りの議員の何人かも自身の息子と人格が入れ替わってしまい日本の政治を脅かす大問題に発展する。果たして黒幕は誰なのか?何の目的でこのような騒動を起こしたのか?ワクワクしながら一気に読める小説である。

みどころ

意識が入れ替わってもなんとか切り抜けられる日本の政治

泰山の息子である翔は生粋のドラ息子で、政治のことは全く分からないし、漢字すら読めない。それでもなんとか女房役の狩屋の助けで国会を乗り切るのだが、フィクションでありながら今の政治をありのまま表現しているようにも捉えることができる。

麻生元首相は漢字が読めなかったなぁとか(今回の場合は息子と意識が入れ替わっているからで泰山自身が漢字を読めないわけではないが)疑惑の追及ばかりで本質的な政治の議論ができていないところとか、相手を貶めることしか考えていない国会はまさに今の日本の国会と綺麗に重なる。

他政党の議員にテロ攻撃を仕掛けるとか、日本の政治のことなんて1ミリも考えていないよね。笑

 

ただのドラ息子かと思いきや、中身はできた青年「武藤翔」

夜な夜な飲み歩き、女をはべらして喧嘩に明け暮れる(友人の助けあり)、そんなクソやろうかと思ったら、実は農業や薬など人を健康にすること、助けることに関心があるという別の一面も持つ。履歴書に綴っている想いが本当に心の底から思っていることなのであれば、素晴らしい人間だと感心してしまう。

結局泰山が翔として農業会社の面接を受け、最終面接まで進むことができたのだが、一次の圧迫面接を翔が受けていたらあんなに上手く行ったのかは疑問に思うところ。

 

泰山としてインタビューを受けた時も、

「狩屋官房長官はこの日本にとって必要な男なんだよ。」

「誰にだって間違いはある、オトナになろうぜ、みんな」

「何が民意だ!ふざけるな!」

などなど・・・いい名言を吐きやがる。

 

そんな思ったことを全て口に出せる翔が入った泰山という存在を外から見た泰山は、本当に自分がやりたかった政治を思い出す・・・感動するねぇ。翔の体で就活の面接を自分の想いをぶちまけて好き勝手やっていた、そのスタンスが大事なんですよ。(東京第一銀行の面接の時は本当にスカッとした笑)

 

民政党、憲民党の失墜を狙う黒幕共和党の冬島

新薬の承認のために奮闘する真衣の気持ちを利用して、民政党、憲民党の失墜を画策する冬島には本当に腹が立った。(現代の共○党ですねw)

もう少し頭を働かせたら、共和党が第1党になった所で新薬の認可に注力するはずもないということがわかると思うのだが。それよりも翔に頼んで親父を説得したほうが早かったかもね。結局新薬許認可法案が可決されたので、ここまでが実は真衣が描いたシナリオだったのか?(だとしたら賢すぎるw)

 

ちょっと「え?」って思ったところ

親子で意識を入れ替えるチップを埋め込むのだが、その仕掛け方法が彼らがよく行く歯医者というところが無理やり感が否めないと思った。

歯にチップを埋め込むのはいいとしてそれを同時期に、しかも複数人に狙ったようにできるとは到底思えない。政治家が歯の治療に行けないで虫歯ができるのはわかるけど、その息子や娘までが同時期に歯医者に行くとのはなかなか厳しいのではないかと思ってしまった。(まぁ小説だからそこまで仕掛けの細部までこだわる必要もないのかもしれないが)

 

チップで意識を入れ替えるというところがなんともSF感が出ているのだが、そこの詩句をもうちょっと納得させてくれると・・・(僕みたいにそんな細かい理論についてあーだこーだ言う人は少ないか)

 

あとがき

蔵本の娘「エリカ」の賢さや、面白さ(せっかく男になったのだから男としての性を楽しもうした話には爆笑した)とか一億円を搾取しようとする泰山の嫁など面白い人、シーンはまだまだ盛りだくさんである。

 

詳細は是非「民王」を読んでいただきたい。

 

面白いよ!!

 

小説を楽しむのであれば、Kindleがオススメ!!

読書をするというと、普通は紙の本を想像する人が多いと思います。

最近ではスマホやタブレットで電子書籍を読む方も多いとは思いますが、そんな読書のために特化したKindleという電子書籍専用端末をご存知でしょうか?

 

あのあの有名なAmazonが手がけた商品で、電子ペーパーを採用した電子書籍専用端末となっています。

 

一つ目のオススメポイントは本来の本と同レベルに見やすく、読みやすいという点です。

電子ペーパーを採用しているため、本に印字してある文字と同様の質感を見事に再現しており、スマホやタブレットで読むよりも格段に目に優しい設計となっております。

 

二つ目のオススメポイントは落ち運びがとても軽く、かさばらないという点です。

普通ほんとなると厚みがありますが、Kindleの場合は厚さわずか5mmほどの電子端末なので、ちょっとした隙間に楽々収納でき、持ち運びにとても便利です。

 

三つ目のポイントはたくさんの本を一度に持ち運べるという点です。

Kindle端末には最大数千冊という本を収納できるので、まるで家の本棚をそのまま持ち運んでいるかのごとく使用することができます。

 

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下記記事に実際の使用感等のレビューを書かせていただいているので、参考までにどうぞ♪

 

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